今月の一枚
No.10 CTC、注腸は肛門内部直腸の描出に要注意
肛門内部直腸は、注腸やCTCでは診断が難しい部位です。
注腸前には指診で確認を行ったりします。
CTCでは今後の課題とします。また、CTでは、直腸部は領域が狭く、小さな腫瘤は診断が困難な場合があります。
今回は、廃液に血液が混じっていたので、確信を高める事になり、CFの精査となり、TEMによる切除となりました。
バックナンバー
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